ロング・グッドバイ

実はこの本を読む前に「さよなら、愛しい人」を先に読んだのですが、こちらから先に。

わたしは村上春樹さんのファンなので、春樹さん経由ではじめてチャンドラーという作家にたどりつきました。

いままでにない衝撃。
ぐんぐん引き込まれて、こんな世界があったんだ! と新たな出会いに感動を覚えました。

良い本との出会いは、平凡な人生に彩りを与えちょっぴり豊かにしてくれる。
そしてレイモンド・チャンドラーは、間違いなくそんな作家のひとりです。

春樹さんが翻訳されているからか、チャンドラーそのものの素材か、読んでいて春樹さんの小説を思い起こさせることが多々ありました。
もちろんテクストの下地や物語の持つ醍醐味は違うんだけれど、細部をことこまやかに描写していく文体は似ているところがあります。
あとがきを読んで、春樹さんも作家としてチャンドラーの影響を受けたと書いてあって納得。
まだ読んだことのないヘミングウェイやフィッツジェラルドもこの機会に読んでみたくなりました。
ことしはアメリカ小説の年になりそうです。

この物語の陰の主役ともいうべきテリー・レノックス。
マーロウ氏を通して、わたしも彼になぜか思い入れができました。
好きか嫌いかとか、魅力的であるかとか、そういう簡単な言葉で言い表せない不思議な気持ちです。






ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)

レイモンド・チャンドラー / 早川書房







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by minori_sb | 2013-03-16 05:58 |


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