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RDG6/ 紅茶風味のチョコレートクリームケーキ




こちらのブログで紹介するのは、はじめてですね。
1巻からずーっと読んできて、ついに物語はひと区切り。



ほんとうに少しずつ、泉水子は成長を遂げました。
RDGは、ひとりの女の子の成長を、荻原さんならではの筆致で丁寧に丹念に描かれた物語です。


はじめはこの子大丈夫なんだろうかと、読んでいるこちら側が心配になるくらいだった泉水子。
厳重に守られているけれど、両親の愛情に飢えた、自分に自信のない女の子でした。
彼女の周りの人物が(両親を含めて)非凡な才能溢れる人ばかりなので、彼らと比べるとどうしても劣等感が生じます。
姫神は、泉水子には異質な、自分とは異なる存在です。
だから姫神がすごいと言われても、そのせいで大事にされても、泉水子自身には自分を大事にされているようには感じられなくて当然です。



でも、ありふれていわれた言葉かもしれないけど、人は較べるものではないのですよね。
その人はその人にしかない輝きがある。素晴らしさがある。
それはその人ひとりひとりが持つ宝物です。


泉水子が真響と較べても意味がないように、深行が雪政と競っても意味がないのです。
(深行くんは、親子なので、また別のファクターが存在しますが)



面白いのは、泉水子がそのことに気がつくより先に、周りが気づいていたこと。
クラスの人や、学園の生徒は、ずいぶん前から泉水子の魅力に気がついていました。
決定的だったのは、学園祭のときの舞だったけれど。



言い換えると、これは自分に目醒める物語かもしれません。
誰かと比較したり、自分は取るに足らないと感じたりすることなく、私は私であると、私であっていいと、知る物語。


だから、姫神は現れなくなったのだと思います。
姫神は、実は泉水子自身だから。
泉水子が私が私であると知るにつれて、姫神と乖離しなくなったのではないでしょうか。




たぶんわたしのなかのいくつかの部分が泉水子と重なるところがあったからかもしれないのですが、泉水子の成長を通して、大切なことを教わったような気がします。


 *



泉水子の成長に敬意を表して、ちょっと特別なケーキを。
やさしい温かみの感じられる味で。



c0276140_23172646.jpg


というわけで、チョコレートクリームでデコレーションしたケーキです。
タイムリーにクリスマスの時期と重なったので、簡単にクリスマスバージョンで。
(物語のなかでもクリスマスです。タイムリー!)


シロップに紅茶が入っているので、紅茶風味のシロップがちょこっとアクセントです。
優しい味になりました。家族みんなでおいしくいただきました。




レシピはこちらから。





by minori_sb | 2014-02-08 23:25 |


手作りお菓子と本の感想、日々のできごとについて


by minori

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