島はぼくらと / オレンジシフォンケーキ



これはひとつの文化ですね。
離島に暮らすということは、ひとつの文化形態を形成していると思う。
過疎の問題は離島でなくてもあるけれど、離島だからこそ生じるものもあります。



わたしは、都市のベッドタウンで割と中くらいの街で生まれ育ったので、これはもう全然ちがう価値観がそこにあるのだなあと感じました。



冴島はどちらかといえばそれなりに活気のある離島で、それでもそれなりに問題がないわけでもなくて、理想と現実を辻村さんらしい筆致で描かれています。
でも主人公たちが高校生だからでしょうか、全体的には若さや清々しい爽やかさが漂っていました。
海の香りがするような、気持ち良く読める本だなあと思います。



「赤毛のアン」の著者モンゴメリが、プリンス・エドワード島に並々ならぬ思いを抱いていたことは、彼女の作品を読めばわかります。
モンゴメリはカナダ人である前に、プリンス・エドワード島の人なんですよね。
彼女は移民の子孫でもあるから、完全に一致するわけではないけれど、モンゴメリがなぜそこまで島を愛したのか、今回すこしわかったような気がしました。



環さんが活躍するのも、辻村さんらしいファンサービスでしたね。
またスロウハイツも読み返したいなあ。


 *


瀬戸内の離島が舞台、爽やかな柑橘と若々しさあふれるふわふわ感で、なぜかオレンジのシフォンケーキが浮かびました。



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前に渋皮栗のシフォンケーキをつくったときもそうだったのですが、具が底に沈んでしまいました。
ネットで調べていたら、思い当たることがいくつか該当したので、次回挑戦してみます!


今回も津田陽子さんのレシピで、バターを使ったシフォンケーキ。
一度これに慣れると、癖になってしまいます。
シフォンケーキが嫌いな母も、これなら喜んでくれるので、しばらくシフォンはこれで続きそう。



島はぼくらと

辻村 深月,五十嵐 大介/講談社

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モンゴメリといえばもちろんこれ!
朝のNHKで、「花子とアン」はじまりましたね。
わたしも村岡花子さんの名訳でアンとお知り合いになりました。


赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ〈1〉 (新潮文庫)

ルーシー・モード・モンゴメリ /新潮社

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環さんといえば、こちら。

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

辻村 深月/講談社

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スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

辻村 深月/講談社

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ケーキは今回もこちらから。


ふわふわシフォンケーキ バターだからおいしい!

津田 陽子 /文化出版局

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by minori_sb | 2014-04-09 20:00 |


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