「ねえ、どうしたって君は表現者なんだよ」 --四月は君の嘘

 
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原作の漫画を読んだことがあります。
だからストーリーをあらかじめ知った上で映画に臨むことになりました。 



先日、母が美空ひばりと石原裕次郎の特集をしたテレビ番組を見ていました。


母は美空ひばりのファンです。
いまでも毎年特集が組まれて、その伝説は毎年忘れられぬように更新されていくよう。
わたしは真剣にその番組を見ていたわけではないけれど、でも改めて美空ひばりの幼少期の映像を見ていて、異様さを覚えました。
なんだろう、この違和感。ちっとも子どもらしくない。
自我が芽生えて、すこしずつ社会性を学んでいく通常の発達段階をたどる前から大人の社会で生きていくその姿は、人々に感動を与えるその才能は、神様が与えてくれたまさに天からの贈り物かもしれないけれど、同時に平凡な幸せからは程遠い場所にある。
神童と呼ばれた人が、歳を重ねてもその才能を維持していく。
音楽の世界ではモーツァルトが有名ですよね。


なんとなく、そういった人たちが早世するのが頷けるような気がしました。
彼らはあまりにも早い段階から、魂を酷使している。 



なにもこれは才能に限ったことではないかもしれない。
一生のうちに与えられた時間はひょっとしたらその人その人によって違っていて、その時間で魂をどう使っていくかはその人次第なのかもしれない。
意識的にかもしれないし、なにかに突き動かされてかもしれない。


この物語のヒロイン、かをりちゃんがなぜキラキラと輝いているのか、自由でいられるのか、それは彼女の天性のものだけではなく、彼女がどうありたいと思ったか、どこへ魂を注ぎ込もうとしたか真剣に考えた結果だったと思います。 


表現することは、その人の魂のあり方を映し出す鏡でもあります。
そして、世の中には、どうしたって表現せずにはいられない人々がいます。
でも、仮にそういった人々を(職業として成り立つか成り立たないかは別にして)芸術家と呼ぶのであれば、それ以外の人々はそうでないかと言われたら、芸術家とは呼べないけれど、生き方そのものもまた、ひとつの魂の表現の仕方なのだと思います。




公生くん、良いですよね。
うじうじ悩んで前に進めなくて、こういうキャラ好きです(笑)。
紘子さんが「聞こえなくなったのは贈り物かもしれない」と言っていますが、言い得て妙です。




新機能リッチリンクを使ってみた。







原作の漫画もとっても面白いです。
作者はなんと男性の方です。



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by minori_sb | 2016-10-10 08:00 | 映画


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