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おすそ分け返しの桃のムース


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近所に住むお友達から、桃のおすそ分けをいただきました。


時期的にそろそろつくろうと思っていた桃のムース。
せっかくなのでいただいた桃で。


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いつもはセルクルでつくるのですが、今回はガラスの鉢に。
ひとつはおうち用。もうひとつはお友達におすそ分けのお返し。


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桃の甘さが引き立つお気に入りのムースです。
お友達にも喜んでもらえました。よかったよかった。



もとのレシピは桃缶を2つ使います。
糖分は桃缶シロップのみ。
わたしは桃缶を1つにして、残りは生の桃を使っています。
旬の桃は、甘くて柔らかいので十分おいしいです。


グレースのお菓子の時間、紅茶の時間をどうぞ (講談社のお料理BOOK)

樋口 浩子 / 講談社


by minori_sb | 2013-07-31 06:58 | お菓子

スパイスのロールケーキ


今回は悩みに悩んで、スパイスの入ったロールケーキにしました。
コーヒーの苦みとも違う、でも甘くもない、そうだスパイスにしようと。


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シナモン、ナツメグにホワイトペッパーが少々。
本と同様、大人向けのロールケーキになりました。
クリームに挟んだラズベリージャムがケーキを柔らかく演出しています。


実はロールケーキをつくるのは、えーとこれで3、4回目?
巻きはまだまだ修行中です。
ロールケーキを上手に巻くことは、鍵のない夢ではないと信じています(笑)




ロールケーキはこちらから。しばらくロールケーキネタが続きそうな予感。

ふんわりロールケーキ―幸せのフロールとミニフロール

津田 陽子 / 文化出版局


by minori_sb | 2013-07-29 15:42 | お菓子

鍵のない夢を見る

最近忙しく、なかなか時間の調節をするのがむずかしいです。
焦らず慌てず、ぼちぼちとやっていきましょう。


アンナ・カレーニナを読み終わって軽いものを読もう企画第2弾。

本って開いて読まないことには内容はわかりません。
できるだけ読み終わるまでは、レビューも読みたくないところ。


つまり、本を開くときは、その本がどんな本かわからないわけです。
まるではじめて会う人のように、未知なる存在です。
初対面の人に会うときに、外見やその人の話し方、表情など、外的な情報からまず取り入れていくように、本の場合はタイトルと表紙が第一印象となります。
さてはて、今回はどうだったのでしょうか。


今回の本は、読み終わるまで忍耐を要しました。
辻村さんの本はこれまでにも何冊か読んだことがあります。
巧みな人物描写が好きです。
わたしもこんなふうに思っていることがあった、なんで自分の考えていることがこんなにもわかるんだろうっていうくらい、鮮やかに描き出されるその世界は、もっと若いときに出会っていたらよかったと思えるような友人を見つけたような感覚です。


今回はその人物描写が、存分に発揮されていました。
そしゃもう生々しく、ぞっとするくらい、自分の見つめたくない部分を照らし出されて。


時期的に気分の落ち込みやすいとき。
読む時期を間違えた気がします。
そりゃあもう盛大にかき乱され、揺さぶられてしまいました。


なるべくものごとの良い部分、光の部分をみつめていきたいと願い前向きに生きることをがんばる日々で、こころの奥底に眠る影の部分をまざまざと見せつけられた気分です。

特に「芹場大学の夢と殺人」は、昨年見ていたら、夢を追いかけて受験勉強をしていたわたしは落ち込んで長く立ち直れなかったかもしれません。


表題の「鍵のない夢を見る」
なんて残酷で現実的なタイトルなんだろう。


全編を読み終わって、ひとつ気がついたこと。
ある共通点についてです。


この本の各短編の主人公はいずれも女性。
そして、皆多かれ少なかれ母親との結びつきが強く、母親の色の濃さに比べ、物語には父親の影が薄い。
別に母子家庭ってわけではないのだけれど、父親不在の物語。
母性が強く父性が弱い。


どこか、この物語に登場する人は大人になりきれていないのかなと思いました。
もちろん経済的にも環境的にも自立している人がほとんどだけれど、精神的に自立できていない。
精神的に自立できないまま大人になった登場人物たち。(主人公もそうだけれど、周辺のサブパーソンもちらほらと)


大人になるって、ひとつには自分の許容範囲を知ることがあります。
誰もがアイドルになれるわけではないし、オリンピックで金メダルが取れるわけでもない。
自分にできる範囲はここまで、と知ることはひとつの諦めではあるけれど、でも一方でそのなかで自分の夢を再構築することでもあります。
それはちいさな夢かもしれないけれど、ありふれた夢よりは、ひとりひとりオーダーメイドのその人にしか持てない唯一の夢です。
誰かにはくだらなく見えても、自分にとって価値のあることは、充分に素晴らしい夢です。


でもこの物語の主人公たちは、どこかでまだ許容を超えた夢を見ているところがある。
それが「鍵のない夢」なのかなあと。
だからこそ、主人公たちにはどこか脇役のような空しさが漂うのだと思う。





鍵のない夢を見る

辻村 深月 / 文藝春秋



by minori_sb | 2013-07-28 18:39 |

葡萄のタルト



タルト生地も余っていたので、今回は葡萄のタルトをつくりました。



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ずーっとつくってみたいと思っていた葡萄のタルト。
念願叶いました。

クレームダマンドに種無し巨峰を敷き詰めました。


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みずみずしい葡萄は、生命の象徴ですね。




by minori_sb | 2013-07-21 12:19 | お菓子

ゼラニウムの庭


アンナ・カレーニナを読み終わって、次はグレート・ギャッツビーにいきたいところなのですが、そのあいだに軽いものが読みたくて、日本の現代作家さんの本を何冊か。


今回選んだのは「ゼラニウムの庭」。
大島真寿美さんの本は読んだことがなく、題名に惹かれて手に取りました。


物語の中心を占めるのは嘉栄さんというひとりの女性。
3世代にわたる嘉栄さんと歩んだ一族の歴史、というと大仰しいですが、女系一族の歴史をるるちゃんこと主人公が回想録というかたちで綴っています。


そこには豊世さん、るるちゃんの主観が大きく反映されています。
一見化け物じみた嘉栄さんの存在を、読者はふたりの語り手の視点からみることになります。
嘉栄さんってなんなんだろう。
良くも悪くも、この一族は嘉栄さんを中心に周り、翻弄され、縛られている。


巻末に、嘉栄附記があります。
最後は嘉栄さんの視点から見た一族の歴史とでもいうのでしょうか。
嘉栄さんの視点から見ることで、彼女も人間なのだなあとも思えるし、逆に並大抵の人物ではないこともわかります。



万物は移ろいゆくもの、とこの本を読んでいるとそんな考えが頭をよぎりました。
どんなに長く生きても100年そこそこの人の寿命。
そのなかで人は短い時間をあせくせと生きる。
もっと人生が長ければいいのに、と思うことだってあるでしょう。
不自由でもあり、孤独でもある。

嘉栄さんは、実際に存在したらあまりお近づきになりたくないタイプの人ですが(ミノリの器がちいさいからかもしれません)、彼女の附記を読んでいると、化け物ではなくどこにでもいる普通の人間として近しく感じてきました。
と同時に、彼女が豊世さんと双子だったということもすんなりと身にしみてきました。
人の限界も彼女は無情に突きつけているし、だからこその羨望もそこにはある。


物語の随所に散りばめられた、あの井戸のそばに植えられたゼラニウム。
何度も立派な花をつけ、枯れ、また花をつける。
世界の縮図のようですね。
守られたあの空間で咲きつづけるゼラニウムは、ちっぽけで、でも素晴らしい生物の生涯を象徴しているように感じられます。




by minori_sb | 2013-07-20 15:37 |

コロンビエ・ポエム

コロンビエ・ポンムというお菓子です。
南仏生まれのお祝いのお菓子だそうです。


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アーモンドベースのケーキになかにはリンゴをサンド。
表面にあんずジャムとグラス・ア・ローのコーティング。
ちょっと見た目がおしゃれです。
アンナ・カレーニナという作品に敬意を表して。


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なかのリンゴはふじを使ったのですが、季節ものじゃない分、味の主張がぼやけてしまった気がします。
紅玉でまたつくってみたいなあ。




お菓子は今回もこちらから。

焼き菓子の食感テクニック―思いどおりに仕上げる配合のバランス (旭屋出版MOOK 手作り本格派の中級教科書)

熊谷 裕子 / 旭屋出版



by minori_sb | 2013-07-14 15:34 | お菓子

アンナ・カレーニナ4


5月から読みはじめること約2ヶ月。
いよいよ完結しました。長かったー


読み返すまですっかり忘れていましたが、アンナが自死を思い描くようになったように、リョーヴィンもまったく立場も状況も違いながら同様に希死念慮があったこと。
人が自らに死を思うことは、どんな状況下で起きるかわかりません。
一見まったく縁のないように思える人にでも起こりうるものです。


でも、このふたりに関していうとなにが決定的に違っていたか。


それは、アンナがその思いに取り憑かれていた、その考えが生活の中心になっていたのに対し、リョーヴィンはそんな思いを抱えながらも日々の生活を周囲の人々とのやりとりを黙々と忠実にこなしていたことではないでしょうか。


日々の仕事をひたすらにこなす。毎日を生活しつづけることを続ける。


一見当たり前で「なんだ、そんなことか」と思えることがいかに大切か。
そのなかで家族や周囲の人々との結びつきが、その人の支えとして重要であるか。
うつ病の人は、それができなくなるから大変なのです。


リョーヴィンはやっぱりこれからも何度も悩み続け、いかに生きるべきか考えつづけるし、迷いつづけるのだろうと思います。
彼ってそういう人種です。
世の中にはそうならなくていい人もいるけれど、そうならざるを得ない人もいる。


でも、キティや息子、これから増えるかもしれない家族、周囲の人々に囲まれながら、毎日忙しく益にならないように思えることもたくさんこなしながら、毎日を過ごしていくのでしょう。
でも、生きていける。生きるとはそういうことだから。



リョーヴィンはアンナの生きられなかった反面なのかもしれません。
もちろん男と女、立場の違いもあるから完全とはいえず、ふたりが邂逅したときには完全にアンナの手中にはまったリョーヴィンくんでしたが(笑)。


ちなみに映画の最後が、リョーヴィンではなくカレーニン親子で締めくくられたのは、なんだか感慨深いですね。
わたしはなぜかあのラストがものすごく気に入りました。





アンナ・カレーニナ〈4〉 (光文社古典新訳文庫)

レフ・ニコラエヴィチ トルストイ / 光文社



関連記事
アンナ・カレーニナ1
アンナ・カレーニナ2
アンナ・カレーニナ3
映画アンナ・カレーニナ
by minori_sb | 2013-07-13 18:51 |

フレッシュトマトと生ハムのイタリアンサラダオムライス --ポムの樹


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フレッシュトマトと生ハムのイタリアンサラダオムライス



映画「華麗なるギャッツビー」がとっても華やかだったので、見た目が派手なオムライスを、となりました。
生ハムで豪華さを演出。(庶民のミノリにはこれが精いっぱい)
サラダオムライスははじめてでしたが、なかなかおもしろい組み合わせでした。


by minori_sb | 2013-07-11 15:30 | オムライス

華麗なるギャッツビー


フィッツジェラルドの原作を村上春樹さんの訳で読みたいなあと思っていましたら、映画が先になりました。
また原作のほうも読んでみたいです。


レオナルド・ディカプリオというと、わたしは断然「タイタニック」世代です。
当時は3回も見にいきましたよ!
そしてスクリーンでディカプリオを見るのは、「タイタニック」以来です。
約15年ぶりのスクリーンでの再会。
映画の効果も相成って、登場したときはいろんな意味でドキドキしました。
思った以上にがっかりしなくて良かった(どういう意味でしょう)


1920年代のアメリカの光と影がギャッツビーというひとりの人物と、ニックという語り手によって鮮やかに描かれていました。


1920年代って不思議な時代ですね。
急上昇していき、最後の年に崩落していく。
急激な変化ってその分ひずみも大きい。日本のバブルもそうだったけれど。
いま世界中にある急上昇は、今後どう歪みを露呈させていくのかなと心配になってきます。
 

話がそれました。


若々しい希望に満ちあふれたタイタニックの青年ジャックとは対照的なジェイ・ギャッツビーですが、やはりディカプリオは存在感のある役者さんなのだなあと感じました。
どっちも上流階級のお嬢さんとの恋、というのが不思議な縁ですね。
そして最期も水に沈んでいくってなんてデジャヴなんでしょうか、とどうでもいいことも思いました。
個人的にディカプリオってタイタニック以来あまりパッとしない印象だったのですが(タイタニックが売れすぎたのだろうと思います)、代表作になってしかる作品なのではないかなと思います。


原作はまだ読んでいないので、そちらとの対比はできないのですが、個人的にはとても楽しんで見ることができました。
映画を見て味わう片時の異空間、非現実性がそこらじゅうに溢れていたなあと思います。


1920年代のファッションもとても素敵。
いま見るとかえって洗練されている気がします。
女性陣の衣装が華やかでとても素敵で、見ていて楽しかったです。

個人的には、語り手ニックのほうが好きでしたが、物語の主人公としてはギャッツビーだからこそ成り立つのでしょうね。


原作を読んで、改めて映画も考察してみたいなと思います。




by minori_sb | 2013-07-10 18:07 | 映画

フリアン・ア・ラ・メゾン

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フリアン・ア・ラ・メゾンってなんだ?
アーモンドと卵白、焦がしバターで焼く、つまりはフィナンシェです。

生地にはちみつを混ぜるのですが、先日のルピシアグラン・マルシェで買ってきたダージリンファーストフラッシュのティーハニーを混ぜました。
はちみつが変わると風味もバリエーションが広がりそうですね。
とても簡単にできるので、定番レシピに加えたいなと思いました。




by minori_sb | 2013-07-07 17:02 | お菓子


手作りお菓子と本の感想、日々のできごとについて


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