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ドライフルーツとカスタードのタルト

今回は読後、なんだかとても優しい気持ちになれたので、そういうお菓子をつくりたいなあと思いました。



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おなじみのタルト。(ゴツゴツとしたかたちが手作り感満載ですね!涙)



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中身はカスタードクリームに、ラムレーズンと干しあんずの砂糖煮が入っています。
レシピの載っていた本を図書館に返却してしまったので、正式な名前がわからないのですが、「おばあちゃんのタルト」と呼ばれているそうです。

ちょっと手を込んで、でもやさしい味を。


今回は小学生の甥っ子と姪っ子が手伝ってくれました。
はじめはタルトだから小さい子には無理かなと思って頼まなかったのですが、遊びにきていたふたりが「なにしてるのー?」と興味津々で寄ってきたので、材料をはかったり混ぜたり、意外と共同作業できました。
できあがったタルトは、兄一家と半分こ。




by minori_sb | 2013-08-28 11:53 | お菓子

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年



久しぶりに村上春樹さんの本を読みました。
最初に浮かんだ感想。なんて読みやすい文章なのだろう。
平易でありながら、的確に描写されている。


今回のつくるくんのお話は、正直、かなり好きな部類に入りました。
前回の「1Q84」より好きなテイスト。
ミノリのお気に入りは「海辺のカフカ」です。それに匹敵するくらい。
まだ初読ですし、「海辺のカフカ」より短めのお話なので単純に比較はできませんが。




今回の物語は、ある意味現実に即しています。
ほとんどファンタジーの入る隙間を見せません。
つまり、井戸にも潜らないし、森のなかを抜けることも、高速車線から「向こう側」の世界に行くこともありません。
でも端々にはまるでヘンゼルとグレーテルが落とした小石のように、目印のような小片が散りばめられているのですけれど。
物語の進行には直接影響しません。象徴的な小片。

シロの事件の真相すら、憶測の域で、詳しく語られることはありません。
単純にいえば、多崎つくるというやや風変わりな孤独な青年が、失ったと思っていたものを取り戻す話。ただし元通りにはならない。そこには否応のない変化が含まれる。


元通りにはならないし、そこには新たな種類の孤独が含まれるのですが、不思議と、読後感は悪くありません。
つくるくんの人生はまだまだこれからも続くし、沙羅さんとうまくいくかはわかりません。
もう二度と、高校時代の友人である彼らとも会うこともないでしょう。

ずっと自分のことを色彩を持たない人間だと思っていた主人公が、一連の出来事のなかで知らされていく。
君はちっとも色彩を持たないことはないんだよ、と。
過小評価していたのは自分だけで、周囲はずっと彼のことを高く評価していた。
じゃあそれでつくるくんががらりと変わるかというと、いや、つくるくんはつくるくんのままです。
でも、そこにはちいさな化学変化が含まれている。
これからの人ひとりの人生をガラリと変えるくらいの。


物語に登場するケミストリー。
それは閉ざされたほんのひとときのうたかたです。
みんながみな、体験できるものではない。
でも、ある一時期にそれを体験できることは、とても幸せなことでもあるのでしょうね。
偶然が重なって成立する関係性。

でもそれに対する警鐘も物語ではシロによって言及されています。
わたしは割と、そういうケミストリーを信じやすい人間なので、自分に置き換えて、考えさせられることもたくさんありました。


風と音楽は物語の彩りをさらに引き立てます。
また時期を置いて、ゆっくり読み返してみたいですね。


 *





色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

村上 春樹 / 文藝春秋




文中で紹介した本(の、一部)。

1Q84 BOOK 1

村上 春樹 / 新潮社



海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

村上 春樹 / 新潮社





by minori_sb | 2013-08-26 07:16 |

フロール

今回は、シンプルな材料のものを使おうと思い、フロールになりました。
砂糖、バター、小麦粉、卵の生地に生クリームとホワイトチョコのガナッシュです。


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まだまだロールケーキを巻くのは修行が必要なようです。
ちなみに砂糖はきび砂糖を使っているので、生地の色は濃いめです。



by minori_sb | 2013-08-22 11:49 | お菓子

完璧な病室 / フロール


前回からずいぶんとご無沙汰してしまいましたが、
「アンナ・カレーニナを読み終わったので、軽いものを読んでみよう」
企画第3弾です。(第1弾第2弾


終わってみると3冊とも全然軽くなかったです。
かえってアンナ・カレーニナのほうが躍動感があるぶん軽いかも。
読んでみないとわからないものですね。



最後の1冊は小川洋子さんの「完璧な病室」。短編集です。
小川洋子さんは以前「ことり」を読んで以来、小説は2冊目となります。



この本に登場する主人公の共通点は、恐ろしいまでの純粋さ、です。
前回読んだ辻村深月さんの「鍵のない夢を見る」の主人公の持つ純粋さ(それを純粋と呼ぶのは適当ではない気もするけれど)とはまた異なる次元。
「ことり」で描かれている純粋さは、どこまでも淀みのない純粋さです。
透明度の高い純粋さ。市川拓司さんの描くそれに似ています。
「ことり」のお兄さんと、主人公の全部ではないけれど多くを占める部分、市川さんの作品に登場する人物像はよく似たピュアさを有している。(ゆえに、彼らは社会で生きていくのが困難であるのだけれど)

それらとはまたちがいます。
なんというのでしょうか、深淵にどす黒いものがあるけれど、その上澄みを必死にすくいあげようとしているような純粋さです。
闇を常に意識しながら、おびやかされながら、それをひたむきに見ないように努めている、それによって結局は意識せざるを得なくて、対称となる光を求めつづけてしまう。
それが人により、例えば完璧な病室であったり、K君夫妻であったり、ダイヴィング・プールに飛び込む純くんであったりする。


主人公から見て、淀みのない透明な純粋さ。
つまり羨望してしまうのは、自分のなかにある闇の部分を認識しているから。
でも、そうやって求めつづける主人公たちも、ある意味純粋であると思う。
壊れてしまいそうな、純粋さ。



語彙が乏しいので、みんな「純粋」と同じ言葉でしか表現できません。
「純粋」は広辞苑によると「まじりけのないこと。異質なものをそれ自身に含まないこと」だそうです。



 *






完璧な病室 (中公文庫)

小川 洋子 / 中央公論新社




文中で取り上げた本3冊

鍵のない夢を見る

辻村 深月 / 文藝春秋



市川さんはこの本がよく表れているなあと思います。

ぼくらは夜にしか会わなかった

市川 拓司 / 祥伝社



ことり

小川 洋子 / 朝日新聞出版





by minori_sb | 2013-08-21 09:55 |

デミグラスソースオムライス --ポムの樹



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今回も映画を観た後はオムライスを食べました。
今回はシンプルなオムライスにしようと思い、デミグラスソースのオムライスにしました。
いっしょにサラダがついたものがお得だったのでつい頼んだのですが、写真に写すと、オムライス単品はあまり綺麗に写らず。残念。



by minori_sb | 2013-08-14 12:01 | オムライス

2013 夏のお伊勢参り その3:おみやげ編

 

今回のお伊勢参りのおみやげを紹介します。


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まずは赤福。定番です。
赤福本店で食べることもできますが、今回は赤福本店もものすごい人だったのでおみやげだけ買いました。
前回の記事にも書きましたが、赤福氷も大人気でしたよ。


一時の騒ぎから落ち着いて、いまは京都駅でも買えちゃう赤福なのですが、どうせなら伊勢に行ったときに買いたいよね。
日持ちしないところがまたいい。


赤福ホームページ



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お次は松坂もめんのがま口です。(隣のクマさんは友情出演です)


ミノリが普段使っている財布は長財布です。
旅行にはかさばるので、旅行用に使えるお財布を探していました。
旅行ではポイントカードとかいらないしね。


藍染めのチェックがかわいい!
おはらい町とおかげ横丁の角のもめんや藍さんで見つけました。


もめんや藍




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最後はこちら。
これは別に伊勢だからというわけではないのですが、はてさてなんでしょう。



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まねき猫用のお座布団でした。
おかげ横丁の奥のほうにまねき猫専門店があります。
うちのまねき猫さんのお座布団が足りないので、せっかくなのでこの機会に揃えました。


ちなみに真ん中の青いまねき猫さん(多崎つくるくんの記事に登場しました)は、春に広島へ行ったとき宮島で買ったおみやげです。


お伊勢さんで買ったら、お座布団でも縁起がよさそうですね。
ちなみに母は宝くじを買っていました(笑)


吉兆招福亭



なかなかめまぐるしかったけれど、自分の欲しいものはちゃっかり手に入れることができました。
来年も伊勢行きたいですね。



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2013 夏のお伊勢参り その2:おはらい町・おかげ横丁編
by minori_sb | 2013-08-14 07:16 | お出かけ・旅行

2013 夏のお伊勢参り その2:おはらい町・おかげ横丁編

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前回の続き。
内宮参拝のあとはおはらい町とおかげ横丁です。



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まずは腹ごしらえ。
伊勢うどんと手ごね寿司のセットを食べました。


おみやげやさんをいくつか回りながら、暑いので冷たいものが食べたいよね、という話になり、こんなときしか食べないかき氷を。
(参拝前からおはらい町を通り過ぎるときにどれを食べようかと物色していました・笑)



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氷がふわふわでかき氷? というような食感でした。


今回は食べなかったのですが、赤福でも赤福氷なるものがありました。
夏ならではのお楽しみですよね。



かき氷を食べてからだも冷えたところで、おかげ横丁を目指していたら、母から「ソフトクリーム食べない?」とお誘い。


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実は毎回気になっていながらまだ一度も食べていなかったおとうふソフト。
今回も気になりながら、いまさっきかき氷食べたばっかりだしなあと見送ろうとしていました。
しかし、こんな機会でもないと食べられないし、まあいいか!(笑)


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今回はじめて食べたのですが、これは食べて正解でした。
凝固剤なども使っていない昔ながらのソフトクリーム(=溶けやすい)だそうで、やさしい味でものすごく美味しかったです!
お豆腐くささはまったくなく食べやすくて、普段食べているソフトクリームとも違う不思議な感じ。
今回いちばんのヒットでした。
かき氷のあとに食べた価値はありました。はは。

お店にはほかにもドーナツやアイスなども売っていましたよ。


ソフトクリームを食べたらさすがにおなかいっぱいになり、そろそろ疲れてきたのでおかげ横丁でおみやげを買って、帰路につきました。
おみやげはまた次回。



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ちなみにおはらい町ではこんな光景に遭遇しました。
大きな車(名前がわかりません、すみません)にお酒(お神酒かな?)がたくさん積んであって、内宮前までみんなでいっせいに縄を引っ張っての行進していました。
ちょっと調べてみたのですが、なんというものかわからず。
なかなかの迫力でした。




おかげ横丁
おはらい町・おかげ横丁(伊勢市観光協会)




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by minori_sb | 2013-08-10 06:37 | お出かけ・旅行

2013 夏のお伊勢参り その1:内宮編

先週、所用があって三重に行くついでにお伊勢さんへ行きました。


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なんだかんだで伊勢には4年連続で行っています。
今回は母と親子ふたり旅。

外宮も行きたかったのですが、足の悪い母のために内宮だけお参りすることに。
しかし、内宮前で既に不機嫌気味の母上……。
あまりの人の多さと暑さと歩く量にうんざりしてしまったようです。


今回はじめて車での伊勢旅行。そして今年は式年遷宮。
人は多いだろうなあと予想はしていたのですが、道路に交通規制がかかっていたり駐車場が臨時で増設されているのは考えていませんでした(下調べ? なしです!)
9月1日まではお白石持行事で交通規制がかかりますので、車で行かれる方はご注意を〜



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お白石持行事らしい白装束の人がたくさんいました。
もちろんそれ以外の人もたくさんたくさん。
お白石持行事は今回はじめて知りました。



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新しい御正殿へお白石を奉献しに行かれていました。
ここは一般の人は登れません。奉献しに行く人だけです。




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階段を登って御祭神に参拝です。
もうここでお参りするのも今回が最後ですね。



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昼間の参拝だったので、人が多くて多くて、上を見上げてやっと人がカメラに写らないといった感じです(笑)。

内宮にお参りするのはこれで3回目なのですが、はじめて来たときは緊張したのか馴染まないのか、どこかよそよそしい感じがしました。
木が好きなミノリとしては、木が囲まれたところに来てそんな思いをしたのは初めてのことでした。
回数を重ねるごとに、だんだんと伊勢の空気が染み渡るようになってきた感じです。


3回目にして、何度も来たくなる気持ちがやっとわかったような気がします。
来年も行くかもしれない、と秘かに思いました。



伊勢神宮ホームページ




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by minori_sb | 2013-08-07 23:58 | お出かけ・旅行

つくるくんを読みはじめました。



8月になりましたね。
毎日暑くて、セミがミンミン鳴いて、夏真っ盛りです。



今年の夏のおともの一冊はこちらです。


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村上春樹さんの新作。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」



図書館で予約していた分がやっと届きました。
大学の図書館で予約し、夏休みの長期貸し出しで9月末まで借りられます。
やったー

ちなみに市立図書館で予約した分は、まだ150人待ちです。




久しぶりに読む春樹さんの新作。
じわじわと内蔵に染み入るように読んでいます。

読書はいつも夜の寝る前、15分くらいと決めています。
夏の夜の、ひとときのお楽しみ。贅沢な時間です。
by minori_sb | 2013-08-03 11:47 | 日々のできごと


手作りお菓子と本の感想、日々のできごとについて


by minori

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