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ヒトラーとは何か


新訳 ヒトラーとは何か

セバスチャン ハフナー / 草思社




数年前からホロコーストやアウシュヴィッツに関して興味を持って何冊か文献を読んでいたのですが、肝心のヒトラーのことはよくわかってないなということで本作を読むことにしました。


いやー、ほんとうによくわかっていなかったんだなあというのが感想です。
いままでのヒトラーのイメージが過大な評価だったんだなあということが、鮮やかな切り口でよくわかります。
ついヒトラーとか、その人だけを見て独裁者と考えてしまうけれど、歴史的政治的背景、諸国との関連、全部ひっくるめて考えないといけない、その視点に気づかされました。



幸か不幸か、ヒトラーの存在は戦後のヨーロッパ諸国の植民地解体、アメリカとソ連の冷戦の誘発、いまのEUへと統合していく流れをつくり、結果的にはヨーロッパがひとつになろうとする方向へ向かわせたという事実。
そしてイスラエル建国に貢献(?)することになる。


そんなふうに考えたことなかった。
たとえば日本が戦争に勝っていたら、いまでも軍事国家で平和憲法もできなかっただろうし、歴史は相互関連が非常に強いことを、その繋がりを、もっと自覚して考えなくてはと思いました。



しかし全体として感じるのはヒトラーという存在が「理解できない」ということです。
理解できたら、それはもう「異常」の域です。




ふむふむと興味深く読みましたが、面白いわけではないので、読み進めるのにとっても時間がかかりました。
いつもは本を読んだらお菓子をいっしょに載せるのですが、とてもそぐわないので、今回はなし。
by minori_sb | 2013-10-26 05:25 |

栗の渋皮煮



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秋といえば栗!
というわけで、今年の秋ははじめての栗の渋皮煮に挑戦しました。



一昨年くらいに栗専用のはさみを購入。
今年こそははさみの切れ味を試さなくてはと一大奮起しました。


使い心地はたしかに剥きやすい。
しかし栗の皮剥きはグレープフルーツの皮剥きと同様、時間と忍耐力が要求されます。
あ、なんか前につくったグレープフルーツのパイを思い出しちゃった。




特に渋皮の底面がむずかしくて、鬼皮(外側の固い皮)を剥くはずが渋皮まで剥けてしまうことが多々ありました。
こうなると煮ているあいだに煮くずれちゃうのですよね。
渋皮煮は一日にしてならないのだと実感しました。
(単にミノリが不器用なだけか? はっ、それは……ある……かも……)



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コトコトコトコト、2日間かけて何度も煮込み、そのたびに栗を洗い、最後は煮沸した瓶ごとまたゆでて、完成〜
せっかくつくったのだからと、長期保存できるようにしました。



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今回はラム酒入りがふたつと、ラム酒なしをふたつつくりました。
ラム酒なしはお子さんがいる家族や友だちの家におすそわけ。

今回は計2回、6瓶分の渋皮煮ができました。
おすそ分けが3瓶。のこりはわが家の冬の保存食です。
はじめてにしてはがんばったかな。うん、がんばった。



来年は甘露煮にも挑戦したいと目論むのでした。
それにしても、栗の原価からいうと安いのだけれど、かける時間と手間ひまを考えるとなかなかのものです。
こういうことに時間をかけられるこころの余裕が大切だよね。



今回はこちらを参考にしました。
Cpicon 栗の渋皮煮&長期保存の瓶詰め方法 by ゴーパーラ
by minori_sb | 2013-10-23 05:44 | 日々のできごと

秋の万博公園 後編 sanpo




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前回の続きです。
時期的にコスモスが旬ということで、コスモス畑に足を運びました。


春はポピーが咲いていたり、季節ごとにちがう植物が楽しめるそう。
色とりどりのコスモスがたくさん咲いていました。
いろいろな品種があって、つぼみがついているのもあったので、まだまだ見頃は続きそうです。




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なぜかヒマワリも咲いていて、なんで!? と思ったのですが、ネットで調べてみたら秋咲きのヒマワリもあるのだそうですね。
この日の気温は三十度超えで、ヒマワリだけ見ていると夏気分。
でも空の色はやっぱり秋かなあ。




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一面のコスモス畑って実ははじめてで、とても気持ちよく過ごすことができました。
わくわくと夢の世界に入るような不思議な高揚感。
万博公園ではコスモスフェスタを開催しているそうですよ。



万博公園ホームページ




ぐぐっと寒くなってきて、秋の気配も濃くなってきましたね。
気温の高い日が多かったけれど、今年の紅葉はきれいに染まるのでしょうか。
by minori_sb | 2013-10-16 18:13 | お出かけ・旅行

秋の万博公園 前編



久しぶりに万博公園へ遊びに行きました。



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岡本太郎さんで有名な、太陽の塔。
秋の晴れた空によく映えます。




そうです。万博は万博でも、愛知万博ではなく、大阪万博です。
愛知万博の跡地も記念公園になっているのですね。
いつか行ってみたいなあ。




万博公園はもう大阪万博が終わってだいぶ経ちますが、いまでも大阪府民の憩いの場です。
わたしが行った日は、ガレッジセールもやっていたせいか、開園前から行列でした。


ちなみにミノリのお気に入りは、東側の木のたくさんあるところ。
森林がよく整備されているのです。




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こちらはソラードという森のなかに立つ橋の入り口です。
森の空中観察路で、普段見ることのできない高さから森が楽しめます。




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木って高さによって見える景色が異なるから、こんな高さから見えるのは面白いですよ。
まだ青いドングリがたくさんついている木もありました。
木の下からじゃわからない光景。


終点は展望台になっています。
吹田や万博公園の景色を一望! かと思いきや




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まず広がって見えるのは、万博の一面に広がる森。
ここ全部当時は万博会場だったんですよ。
40年でここまで森って育つんですね。



まわりは普通の市街地なので、そのなかですぐに行ける気軽さが嬉しいです。
次回に続きます。
by minori_sb | 2013-10-12 21:13 | お出かけ・旅行

バターを使ったシフォンケーキ


今回は、なんとバターを使ったリッチなシフォンケーキです。
ふつうシフォンケーキはオイルを使うのが基本。
(うちではオリーブオイルを使います)

それをバターでつくる、というびっくりな発想でどんなケーキができるのだろうとわくわくしました。



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(カットした写真を撮るのを忘れてしまいました……)
プレーンのシフォンに、ホワイトチョコのクリームをコーティングして。
姪っ子のはじめてのピアノ発表会のお祝いも兼ねました。
完全に身内贔屓ですが、小1とは思えないくらい立派に上手に弾けていましたよ!


ケーキはふつうのシフォンケーキよりすこし重量感があって、ふわふわ軽いというよりというよりはしっとりとすこし存在感のある感じ。
でもスポンジケーキよりはシフォンケーキ、パウンドケーキよりはシフォンケーキに近いという、とても不思議な食感でした。
やっぱりこれはシフォンケーキなのでしょう。



by minori_sb | 2013-10-06 06:59 | お菓子

グレート・ギャッツビー



映画「華麗なるギャッツビー」を見てから約ひと月後。
今度は原作の「グレート・ギャッツビー」を村上春樹さんの訳で読みました。



映像のイメージの影響力は否めないけれど、映画では拾いきれなかった登場人物の描写がいきいきと伝わってきて、新たな視点をいただきました。


例えばニックはけっこうギャッツビーの過去に懐疑的であったこと。
デイジーは現実的な視野を持ったお嬢さんであったこと。
ミス・ベイカーはニックにそれなりに好意を抱いていたこと。
(原作のミス・ベイカーは作品のなかで個人的にいちばん好きでした)


でもなにより感じたのは、ギャッツビーが想像以上に壊れそうなくらい繊細な純真さをもって描かれていたことでしょうか。
映画でははじめのほう、完璧な男のように描かれている感じがしたのですが、(ネタばらしを知っているからかもしれませんが)原作ではデイジーのためにそれこそ必死に砂の上にお城をつくっているように思いました。
すべてはデイジーのために。



巻末に村上春樹さんのあとがきが載っています。
ミノリは残念ながら、はじめにフィッツジェラルドありきではなくて、村上春樹さんがすごく好きで、そこからフィッツジェラルドに入ったので、どうしてもそういうフィルターが存在します。

もしなにもないところで、先入観なしにこの小説を読んだら、春樹さんがいうような感動が自分のなかに芽生えただろうか。


疑問符がつきます。
理由のひとつは、おそらく自分がアメリカ小説に馴染みがないこと。文化差の問題。
きっと、そこまでいうほどのこの小説のすごさを感じる間もなく過ぎ去ってしまいそう。
正直読み終わったときは、そこまで感慨深くありませんでした。



でも、現実にわたしはここで小説を手にし、読んでいる。
日本の作家さんが好きで、そこから不思議な縁で出会えた小説。


感慨はあとからじわじわと、潮が満ちてくるように気がつかないうちに訪れます。
また時を置いて、いつか読み返してみたいなと思える小説でした。
第一次接近は、ひとまず成功といえると思います。



 *







グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

スコット フィッツジェラルド / 中央公論新社





by minori_sb | 2013-10-05 06:53 |

京都 三十三間堂


9月の秋晴れの日、三十三間堂に行ってきました。


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三十三間堂といえば千一体の観音様ですが、なかの写真撮影はNGです。
観音様一体一体でも表情がちがって、荘厳な雰囲気でした。

こちらの観音様は十一面手千手千眼観世音菩薩なのだそうです。(一生懸命覚えた)
ひとつの手につき二十五の世界を救い、手には眼がついていてひとつの眼につき二十五の苦しみを見ることになるそうです(うろ覚えなので間違っていたらすみません)
左右に20本ずつ手がついているので40×25=1000なのだそうで。



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お堂を出たところ。
お正月にはここで通し矢が行われるそうです。



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ちなみにおみくじを引いたら、日本語と英語両方の表記がありました。
外国人観光客の多い京都ならではですかね。
ちゃんと説明書きも英語表記があって親切でした。




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太閤塀の近くには彼岸花が咲いていました。
日中は30度を超して暑かったのですけれど、やっぱり秋ですね。
秋はやっぱり赤というイメージがある。




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相変わらず木を見るのが好き。
たくさんご利益をいただいて帰りました。





三十三間堂ホームページ
by minori_sb | 2013-10-02 16:40 | お出かけ・旅行


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