タグ:お菓子 ( 12 ) タグの人気記事

さつまいもの蒸しパンと焼き芋を間違えるとはなんたることか。


c0276140_17452472.jpg


久しぶりにお菓子の話。

さつまいもの蒸しパンをつくりました。
ふわふわしていて、生地にもさつまいもが練りこんであって、もちろん角切りさつまいももブレンドしていて、さつまいもと蒸しパンの見事な共同作業です。
蒸しパンは久しぶりにつくったのですが、うむうむ、満足いく出来でした。



ここでふたつポイントがあります。

  1. 我が家では蒸しパンはつくられたことがほとんどない。
  2. にも関わらず今回蒸しパンをなぜかつくった。


蒸しパンと母に関係があります。


  1. 我が家では蒸しパンはつくられたことがほとんどない。
 なぜならば、うちの母上が蒸しパンを好きではないからです。
 同様にシフォンケーキも母上があまり好まないので、わたしがどうしてもシフォンケーキを食べたくならない限りはつくらないようにしています。
 わたしも蒸しパンが好きで好きでたまらないほど蒸しパン至上主義ではないので(世の中の蒸しパン至上主義の人ごめんなさい。謝ることかわからないけど)、我が家では実は蒸しパンをつくるのはこれでなんと2回目です。


2. にも関わらず今回蒸しパンをなぜかつくった。

 先日、母がテレビを見ながら「さつまいもの蒸しパンが食べたいわー」と言いました。
 ええ、あの人の口から蒸しパンを食べたいなんて言葉が出てくるなんて! わたしは念のため確認しましたとも。
 確かに蒸しパンを食べたいと言ったのです。
 ちょうど家には伯父から送ってきた自家栽培のさつまいもがありました。
 ならばつくったろうじゃないかと、10年ぶりくらいに蒸しパンに挑戦したのでした。



久しぶりにつくったお手製の蒸しパンは、ホットケーキミックスも使わずにさつまいもも練りこんで、我ながらの自信作です。
これからは我が家でも蒸しパンが登場するのね、とウキウキとします。
蒸しパンは朝食に、ちょっと小腹が空いたときのおやつに、ちょうど良いですから。


しかし、帰宅して母上に感想を求めたところ、どうも色ないお返事。
食べたいと言っていた割に、なんだけそっけない。

私「さつまいもの蒸しパンが食べたいって言ったからつくったのに!」
母「そんなこと言ってないわよ。わたしが食べたいのはあれよ、さつまいもを焼いたやつ」

それはもしや焼き芋ですか!!!!??



蒸しパンと焼き芋って全然似ていないんですけど。
まあまあ、母の勘違いで久方ぶりに自家製蒸しパンが食べられて良かったです。
母は相変わらず蒸しパンを好まないようなんですが、さつまいもの蒸しパンはとても優しい味だったので、これに懲りずにまたつくってみたいと思いまーす。





[PR]
by minori_sb | 2017-01-14 07:23 | お菓子

今年もグレープフルーツのパイの季節がやってきた



c0276140_11072265.jpg



苺のババロアと同様、年に1度は食べておきたい定番のお菓子。
今年もグレープフルーツのおいしい季節がやってきました。
そう、今年もグレープフルーツのパイです!





c0276140_11072965.jpg



パイ生地は毎回冷凍パイシートを使っています。
もったいないので余った記事はふちに折り込んで一緒に焼きます。
だからパイのかたちはいびつになってしまいますが、おいしいからいいのだと開き直り。
カリカリになるまで焼いたパイ生地は、端っこもおいしいのです。




毎年苦労するグレープフルーツの薄皮剥き。
今年はネットであらかじめ調べてみました。
そしたらば、あっという間に剥ける方法を発見。

それまではひとつひとつ丁寧に薄皮を剥いていましたが
はじめに外側の皮をリンゴの皮のように剥き、ひとつずつ実に包丁を入れていくと、本の見開きのように綺麗にとれていきます。

いままでの苦労はなんだったのだー!
昨年も必死の思いで剥いていたのに……。
しかし、廃棄率的にはひとつずつ丁寧に剥いたほうが無駄なくとれます。
時間も余分にかかりますけどね。





c0276140_11073315.jpg


ジューシーで甘酸っぱいグレープフルーツのパイ、今年もいただきました。
また来年♪




昨年必死の思いでつくった(笑)グレープフルーツのパイはこちら





パイのレシピはこちらから








[PR]
by minori_sb | 2014-05-19 11:20 | 日々のできごと

今年も、春になったら苺のババロア



春ですね。
春といえば、苺です。


c0276140_22320365.jpg



苺といえば、年に一度の恒例。
今年もやっぱりウズウズと食べたくなってつくりました。



c0276140_22320838.jpg

今年もやっぱり、苺のババロアです。
アガーがなくて、今年は上のコーティングができませんでしたが、まあいいか。




年に一度は食べたくなる味。
今年も春、いただきました。









[PR]
by minori_sb | 2014-04-26 22:38 | 日々のできごと

楽しいは嬉しい、なチョコレートシフォン



毎日寒いですね。
寒さに比例してどこか体調も悪い毎日です002.gif



先月は忙しくてお菓子をつくる余裕が全然ありませんでした。
今月に入ってすこし落ち着いて(レポート課題に追われていますが・苦笑)
兄家族が家にごはんを食べにくるので、兄の誕生日祝いも兼ねて久しぶりにケーキを焼きました。


うちの男性陣は(兄2人、甥っ子)チョコレートが入っていればOKなチョコレート星人なので(笑)、今回はチョコレートシフォン。




c0276140_23482523.jpg



生クリームを食べる直前にゆるく泡立てて、イチゴを添えて。
生クリームを手に入れるために、スーパーはしごしました。寒いのに!




c0276140_23483015.jpg



でもやっぱり生クリームとチョコレートケーキの組み合わせは格別ですね。
ホイップクリームじゃあこの味は出せないよなあ。
スーパーはしごした甲斐がありました。



久しぶりにケーキをつくって思ったこと。
やっぱり楽しい〜!
今回卵黄をひたすら泡立て器で混ぜる作業すらいとおしく感じました。
できあがったときに台所に広がる甘い香りとか、みんながなにつくったの〜?と興味を持って(我が家の人間はみんな食いしん坊です!)覗きにきたりとか、なにより市販のケーキでは出せないやさしい甘さ。
凝ったことは苦手だけれど、おうちケーキってまさしく家庭の味です。



楽しかったことがとても嬉しくて。
これからも大切にしたいなあと思いました。







[PR]
by minori_sb | 2014-02-13 00:00 | 日々のできごと

RDG6/ 紅茶風味のチョコレートクリームケーキ




こちらのブログで紹介するのは、はじめてですね。
1巻からずーっと読んできて、ついに物語はひと区切り。



ほんとうに少しずつ、泉水子は成長を遂げました。
RDGは、ひとりの女の子の成長を、荻原さんならではの筆致で丁寧に丹念に描かれた物語です。


はじめはこの子大丈夫なんだろうかと、読んでいるこちら側が心配になるくらいだった泉水子。
厳重に守られているけれど、両親の愛情に飢えた、自分に自信のない女の子でした。
彼女の周りの人物が(両親を含めて)非凡な才能溢れる人ばかりなので、彼らと比べるとどうしても劣等感が生じます。
姫神は、泉水子には異質な、自分とは異なる存在です。
だから姫神がすごいと言われても、そのせいで大事にされても、泉水子自身には自分を大事にされているようには感じられなくて当然です。



でも、ありふれていわれた言葉かもしれないけど、人は較べるものではないのですよね。
その人はその人にしかない輝きがある。素晴らしさがある。
それはその人ひとりひとりが持つ宝物です。


泉水子が真響と較べても意味がないように、深行が雪政と競っても意味がないのです。
(深行くんは、親子なので、また別のファクターが存在しますが)



面白いのは、泉水子がそのことに気がつくより先に、周りが気づいていたこと。
クラスの人や、学園の生徒は、ずいぶん前から泉水子の魅力に気がついていました。
決定的だったのは、学園祭のときの舞だったけれど。



言い換えると、これは自分に目醒める物語かもしれません。
誰かと比較したり、自分は取るに足らないと感じたりすることなく、私は私であると、私であっていいと、知る物語。


だから、姫神は現れなくなったのだと思います。
姫神は、実は泉水子自身だから。
泉水子が私が私であると知るにつれて、姫神と乖離しなくなったのではないでしょうか。




たぶんわたしのなかのいくつかの部分が泉水子と重なるところがあったからかもしれないのですが、泉水子の成長を通して、大切なことを教わったような気がします。


 *



泉水子の成長に敬意を表して、ちょっと特別なケーキを。
やさしい温かみの感じられる味で。



c0276140_23172646.jpg


というわけで、チョコレートクリームでデコレーションしたケーキです。
タイムリーにクリスマスの時期と重なったので、簡単にクリスマスバージョンで。
(物語のなかでもクリスマスです。タイムリー!)


シロップに紅茶が入っているので、紅茶風味のシロップがちょこっとアクセントです。
優しい味になりました。家族みんなでおいしくいただきました。




レシピはこちらから。





[PR]
by minori_sb | 2014-02-08 23:25 |

ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜 / スフレチーズケーキ林檎入り



以前剛力彩芽さんが主演でドラマ化されましたね。
ドラマは見ませんでしたが、タイトルが印象的だったので、ちょっと気になる本のリストに入りました。
表紙の黒髪の女性もとっても興味をそそられます。
というわけで、今回はややミーハーな入り方で読むことになりました。


古書をもとに解き明かされるミステリー。
一巻は導入といった感じででしょうか、黒髪美人な栞子さんの推理はほぼ病室のみで展開し、殺人事件とかそういうのはありません。
栞子さんの古書に関する薀蓄、ほほうと新鮮な面白みがありました。
サクサクと読みやすい本です。



わたしは古書が好きとはお世辞にも言えないのですが、たまに見かける古本屋さんじゃなくて古書をメインに扱うお店、そこだけ時間が止まったようなあの空気は、通り過ぎるとき懐かしさやか心地よさを感じます。
入らないけど。通り過ぎるだけ。
でも一種の憧憬のような感情を伴って。


古書というと、なんだか古本と異なる趣きが感じられますよね。
中古とアンティークの違いのような。
現代は毎月実に大量の本が発行されているわけですが、古い本には先人の知恵だったり、研ぎ澄まされた思いだったり、本の持ち主の歴史だったり、それこそいろんなものが詰まっているんでしょうね。


たまに買う古本でも、前の持ち主の傍線や走り書きが残っていると、ちょっとしみじみとしてします。
丁寧な文字から大事にされていたんだなあという思いと、なんで手放したんだろうとか、これからはわたしが引き継ごうとか、本一冊にいろんな思いが湧きおこってきます。


その本そのものの歴史、持ち主の歴史、これから紡がれる歴史。
本ってやっぱり素敵だなあと思います。
なので個人的には、世の中が電子書籍に流れていきませんように、と願っています。
物質的にしか味わえない深みもあると思うので。


 *


なんだか今回は口当たりの軽いチーズケーキが浮かんできました。
それもなかには果物が入っていなければならない、という。
栞子さんと主人公が病室で食べるお菓子がとても可愛らしかったからでしょうか。



c0276140_18083130.jpg


そんなわけで、今回はスフレチーズケーキです。
写真じゃちょっとわかりにくいのですが、ケーキの底にカラメルリンゴを混ぜました。
リンゴにはシナモンも降って。
チーズケーキを邪魔しないように、1/2個分入れたのですが、これなら1個混ぜても良さそうです。


チーズケーキは小嶋ルミさんのレシピから。
ルミさんのレシピはやっぱりすっごくおいしい! 家族にも大好評でした。
口当たりがとてもさっぱりとして食べやすいのですが、そこはチーズケーキ。
あとからどっぷりと来ます。食べ過ぎ注意……



ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

三上 延/アスキーメディアワークス

undefined



おいしい!生地―スポンジ、パウンド、シフォン…焼きっぱなしで極上に

小嶋 ルミ/文化出版局

undefined










[PR]
by minori_sb | 2013-12-14 07:00 |

蛇行する川のほとり / 洋なしのタルト



久しぶりに読む恩田陸さんの本。
少女から大人に変わる、あの微妙な年ごろの女の子の心理描写はやっぱり逸品ですね。
ちらりと見え隠れする闇と、対照的な純粋性は読んでいていつも引き込まれます。


冒頭の詩のような文章。
はじめはなんのことかよくわからないのですが、最後まで読んでまた最初に戻ると、ストンと落ちてくる。
ぐるぐると回った円環が綺麗に閉じます。


それこそ、表紙の少女たちのように、輪になって踊っている感じ。
それぞれにどんな想いを抱えているかは目に見えないのだけれど、繋がってひとつの輪を形成している。
少女だからこそ持ちうる危うさと美しさも併存して。


物語は四人の少女がそれぞれの視点から語り進まれるのですが、その紡がれ方、バランスがとても心地いいのです。


久しぶりに、物語は面白いと、あのゾクゾクとした感情を味わいました。
最後までいかないとスッキリしないのも、恩田さんらしい。



長らく恩田陸さんの本は読んでいなかったのですが、また定番の作家さんとして読み続けたいなと思いました。
本はこころの栄養です、という言葉が浮かんできました。


 *


物語の季節は夏でしたが、読んだのは秋だったので洋なしを使ったタルトにしました。


c0276140_12553025.jpg

タルトってどちらかといえば男性よりは女の子が好みそうなお菓子のような気がします。
フルーツがたくさんのったタルトは、もうそれだけで乙女心をくすぐります。


今回はクレーム・ダマンドに旬の洋なしをたっぷり詰め込んで。
温かい紅茶といっしょに食べたいような、そんなお菓子です。







[PR]
by minori_sb | 2013-12-08 13:00 |

影との戦い ゲド戦記1 / シュークリーム


ジブリ版のゲド戦記は見たことがあったのですが、原作を読むのははじめて。
ジブリのが好きすぎて、逆に原作に尻込みしてしまいました。
原作を読んだことのある方のお話を伺っていると、これは気合いを入れて読まないと、という気持ちになったからです。



今年の夏にやっと1巻を読むことになりました。
やっぱり想像以上に壮大。ル=グウィンはすごい作家です。


しかし、しかし。すごすぎるからでしょうか、面白かったのですが、なかなか前に進めません。
読んだのが8月。お菓子をつくったのが9月。そしてブログを書いているのが11月。
2巻はまだ読み進める気配が見えず。
なんとなーく、やはりハードルが高く感じられます。
わたしにはまだ時期尚早なのかなあ。
それくらい襟元を正して読まないと、と思ってしまう本。

本との付き合い方も、それぞれですね。
たぶん、本そのものと向き合うよりも先に、作者や本の評判のほうが先にインプットされてしまい先入観ばかり強くなってしまったのも要因かもしれません。
困ったなあ。先入観を外さないと。



1巻は若者ゲドが一人前の魔法使いになるまでのストーリーが展開されます。
若さゆえの無謀さとか、剛胆さとか、とてもわかりやすい。
その代償の大きさも。最たるものが題名にもあるように「影との戦い」です。


これはもう言い古された言葉だと思うけれど、それでも若い頃には無茶をしておいていいと最近思います。
自分がもう「若者」の域を出ようとしているから、急に実感として湧いてきました。
無茶ができるのは若者の特権だし、若いうちに苦労はできるだけしておいたほうがいい。
ある程度の年齢に達すると、もうしたいと思ってもできなくなるから。


ゲドがやったことはそれこそ若さ故の過ちでもあるのだけれど、一度その派手な行動化を行って、それこそ痛い目を合わないと気がつかないこともある。
10代、20代のころのわたしは、失敗しないように、先にさとりを得ようとして行動を起こせないことが多かった。
いまだから思えるのだけれど、実にもったいないことだった。


わからなくてもいい。がむしゃらにやればいい。
もちろんどこまで痛い目を見るかはわからないけれど、そうして体当たりをしないと気がつかないこともあるし、20代くらいまでは多少の無理は大丈夫、それが若いということの特権だ。



なんて言っているけれど、あと10年したら「それでもあのころはいまより若かったんだからもっといろいろやったらよかったんだよ」って思うかもしれませんね。
はい、年寄りくさくならずいまの自分でがんばります。


言葉のひとつひとつ、世界観のすみずみにまで叡智が隠されているようで、このシリーズとのつきあいは長くなりそうです。
腰を据えてじっくりと取り組むことになりそう。



 *


今回はシュークリームをつくりました。
シュークリームって魔法みたいだと思いませんか。
小麦粉と卵と牛乳と、絶妙さが要求され、パウンドケーキみたいにとりあえず混ぜとけばなんとかそれなりのものができるということがない。
ミノリはこれまでに何度か挑戦しているのですが、元来が不器用なのでいまだに成功できていません。



c0276140_5115722.jpg



今回も大失敗!
なんとかいちばん見栄えのよい皮で、かろうじてシュークリームに見える?


そろそろシュークリームをつくるのは諦めたほうがいいのかなあと感じています。
才能の限界を知ることも、己を知る上で大切……なのかもしれない。
シュークリームひとつにやや大げさではありますが。





影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)

アーシュラ・K. ル=グウィン / 岩波書店


[PR]
by minori_sb | 2013-11-19 05:41 |

コーヒーマーブルパウンドケーキ


チャンドラーの「さよなら、愛しい人」を読んだ後、ブランデーの効いたほろ苦いコーヒー味のケーキをつくりたくなりました。
今回はコーヒーマーブルのパウンドケーキです。


c0276140_16502631.jpg




甘いお菓子はあまり似合わない小説だと思うのですが(笑)、とにかくアメリカン、コーヒー、ブランデーのキーワードが頭から離れなかったので、コーヒーの混ざった生地に、焼き上がったあとたっぷりとブランデーを染み込ませました。

ちょっとほろ苦いコーヒーの味を引き立たせる甘さが、物語の底辺に漂うマーロウ氏のやさしさに繋がればいいなと思います。




[PR]
by minori_sb | 2013-04-08 18:55 | お菓子

さよなら、愛しい人

ロング・グッドバイの記事と前後してしまいましたが、こちらがチャンドラーとのはじめての出会いとなりました。

ミノリは推理小説や探偵ものには疎いです。
ホームズを2、3冊読んだことのある程度。
なので、フィリップ・マーロウも名前をどこかで聞いたことがあるくらいで、村上春樹さん(大ファンであります)の名前からたどりつきました。

上記の通りで、純粋に先入観なしに読み進めていきました。
ページをくるたびに面白さは増し、ずんずんと物語の世界に引き込まれます。

部屋の空気の質感まで感じられる細やかな描写、マーロウ氏のシニカルな言動、ときに無謀な行動、そしてときどき気の毒な展開にわくわくとさせられました。

なによりハッとさせられたのは、物語と題名の整合性です。
「ロング・グッドバイ」もそうですが、これほど物語にキリリと当てはまる題名ってなかなかお目にかかれません。

最後の最後、マーロウ氏がヴェルマについて語った言葉と、一途すぎたマロイというひとりの男性と、「さよなら、愛しい人」という題名と、それだけでさらに物語を深く味わうことができます。


 *

関連記事
[PR]
by minori_sb | 2013-04-07 16:47 |


手作りお菓子と本の感想、日々のできごとについて


by minori

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリ

全体

お菓子
映画
オムライス
カフェ・レストラン
お出かけ・旅行
日々のできごと
ごあいさつ

タグ

(25)
(15)
(15)
(14)
(13)
(12)
(12)
(9)
(9)
(8)

最新の記事

移転先のお知らせ
at 2018-09-17 19:47
ブログを移転します
at 2017-08-12 09:30
現実的な子供たち --メアリ..
at 2017-07-22 07:00
アイルランドのステンドグラス..
at 2017-07-19 07:30
3月の湯布院旅行 その2 ゆ..
at 2017-07-15 07:00

画像一覧

記事ランキング

以前の記事

2018年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
more...

その他のジャンル

お気に入りブログ

お茶の時間にしましょうか...
Good day ~...
喫茶去 所長のブログ
la la la kit...
one day roll
BAYSWATER
ゆるゆると・・・
BARON MAMA*S
Day by day
四 番 目 の 猫 Ta...
YASCH+Y
想い出cameraパートⅢ

検索