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恐怖と暴力性の追求 --バイオハザード:ザ・ファイナル


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わたしは割と穏やかなものが好きです。
ふんわりと柔らかいもの、温かみのあるものを好みます。
急ぐこと、都会的なものより、ゆっくりなこと、自然に近いものを選びます。


そんなわたしですが、実はアクションものは結構好きなのです。
甘いラヴストーリーより、殺伐としたアクションが好き。
きっと自分のなかにある暴力性や攻撃性をそういうところで発散させているのだろうと思います。


というわけで、バイオハザードは1作目から全部観ていました。
たぶん3作目だけ劇場版を見逃しましたが、あとは全部映画館で観ています。

もともとバイオハザードは、ゲームから入っています。
兄がしていたものをわたしもしました。
1、2、3、コードベロニカ、4までして、それ以降はハードが変わって追いかけられていません。
映画もゲームも長いですよね。
バイオハザードは恐怖を売りにしています。
ゲームの1の、あの扉を開けた先になにがあるのかわからない臨場感溢れるドキドキは、当時画期的なものでした。
わたしは、ホラーは嫌いなので、そういう恐怖のようなスリル感は求めていないのですが、ドキドキしながらも、ゾンビをやっつけていく爽快感はありました。
背景にあるストーリーも、どうなっていくのかなとか、キャラクターの魅力もありました。 



映画版バイオハザードを観続けてきたのは、そういうちょっとしたスリルの疑似体験をしたいのと、自分のなかにある暴力性を昇華させるのと、あとはミラがとても格好良くてどんな結末へ向かうのか追いかけたかったからです。
最初から最後までミラは華麗で格好良かった!
色々ありますが、ひとまずは区切りをつけられて良かったなあと思います。 



↓以下ネタバレ




1でハイブで始まって、ラクーンシティに戻ってきてハイブで終わるのは割とすっきりしていて良かった。
アイザック博士を誰?と思ってしまった。すみません、ラスボスなのに…(年月が長すぎてストーリーを忘れている)
ローラも格好良かったです。絶対数で人間のほうが少ないのだからあれだけでも貢献していると思う!(確かに出番は少ないけど!けど!)
クレアがシリーズ通して最後まで活躍してくれたのは嬉しかった。
そして、アリシアがミラのお嬢さんと知ってびっくり! これ以上ないくらいハマリ役ですね。
ウェスカーの存在価値がびっくりするほどあっけなくなりました。でもあの人はそれくらいでちょうどいい(失礼)

個人的に1、2がとても好きだったので、また観返してみたいです。



▽映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」公式サイト
▽予告編



by minori_sb | 2017-01-11 07:45 | 映画

華麗なるギャッツビー


フィッツジェラルドの原作を村上春樹さんの訳で読みたいなあと思っていましたら、映画が先になりました。
また原作のほうも読んでみたいです。


レオナルド・ディカプリオというと、わたしは断然「タイタニック」世代です。
当時は3回も見にいきましたよ!
そしてスクリーンでディカプリオを見るのは、「タイタニック」以来です。
約15年ぶりのスクリーンでの再会。
映画の効果も相成って、登場したときはいろんな意味でドキドキしました。
思った以上にがっかりしなくて良かった(どういう意味でしょう)


1920年代のアメリカの光と影がギャッツビーというひとりの人物と、ニックという語り手によって鮮やかに描かれていました。


1920年代って不思議な時代ですね。
急上昇していき、最後の年に崩落していく。
急激な変化ってその分ひずみも大きい。日本のバブルもそうだったけれど。
いま世界中にある急上昇は、今後どう歪みを露呈させていくのかなと心配になってきます。
 

話がそれました。


若々しい希望に満ちあふれたタイタニックの青年ジャックとは対照的なジェイ・ギャッツビーですが、やはりディカプリオは存在感のある役者さんなのだなあと感じました。
どっちも上流階級のお嬢さんとの恋、というのが不思議な縁ですね。
そして最期も水に沈んでいくってなんてデジャヴなんでしょうか、とどうでもいいことも思いました。
個人的にディカプリオってタイタニック以来あまりパッとしない印象だったのですが(タイタニックが売れすぎたのだろうと思います)、代表作になってしかる作品なのではないかなと思います。


原作はまだ読んでいないので、そちらとの対比はできないのですが、個人的にはとても楽しんで見ることができました。
映画を見て味わう片時の異空間、非現実性がそこらじゅうに溢れていたなあと思います。


1920年代のファッションもとても素敵。
いま見るとかえって洗練されている気がします。
女性陣の衣装が華やかでとても素敵で、見ていて楽しかったです。

個人的には、語り手ニックのほうが好きでしたが、物語の主人公としてはギャッツビーだからこそ成り立つのでしょうね。


原作を読んで、改めて映画も考察してみたいなと思います。




by minori_sb | 2013-07-10 18:07 | 映画

アンナ・カレーニナ


トルストイの名作を「プライドと偏見」のジョー・ライト監督とキーラ・ナイトレイで、とミノリの好き要素がふんだんに織り込まれていて、これは見るっきゃない! と上映前からわくわくとしていました。
ちなみに余談ですが、オースティン原作の「プライドと偏見」もとても素晴らしい映画です。

トルストイは苦手かも敬遠されている方にも見ていただきたいなあと思える、おすすめの映画でした。


まず驚くのが劇場風のセットです。
あえて劇場風にすることで、テンポのよさや演劇風の描き方を可能にしていました。
ミュージカルとはまた違うのですが、このセットの試みが映画のなかで存分に活かされていたように思います。
同時にあの長い小説を、特に最初のアンナとヴロンスキーの出会いの流れをコンパクトかつわかりやすく表現できていたのは見事だなあと思いました。

「プライドと偏見」のリジー役のときは美しいお嬢さんといった感じだったキーラ・ナイトレイも、今回では人妻で一児の母親という役でアンナの魅惑的な美しさを余すところなく映しだしていたと思います。。

衣装の美しさや華やかさはいうまでもなく。
ところどころに散りばめられる小道具や、ダンスのシーンは息を呑み、カメラワークや音の使い方も、すみずみまで映画としての良さを満喫できました。


ミノリは原作の小説はまだ一度しか読んだことがないのですが、いまよりはまだ(少しは)若かった当時は、どうしてもアンナに感情移入することができませんでした。
それよりは、もうひとりの陰の主人公的善良な若者リョーヴィンに寄り添うことが多かったのです。

このアンナ・カレーニナは、アンナという主人公と、それと対照的な生き方をするリョーヴィンが欠かせないペアだと思うのですが(コインの裏表のように)、今回ひとつ大きな示唆を得ることができました。

終盤にリョーヴィンが、古くからの付き合いである農民の男性に「旦那様は魂に正直なんです」と言われたとき、真面目なリョーヴィンは「でも理屈は……」といって、「奥様(キティ)を選んだのは理屈ではないでしょう」と返され(細かい台詞は、うろ覚えなので違っているかもしれません)、そのあと彼はキティと赤ん坊に「わかったんだ」と気づきを知らせにいきます。

アンナも、自分の魂に正直に生きたのではないでしょうか。
それは理屈抜きに彼女の魂が求めたことで、ただ人は魂のみに頼って生きるわけではなく、精神が宿る肉体やみずからの生きる社会に生かされています。
もちろん魂をおろそかにしていいのではないけれど、魂だけが生きるパンとはならない。
人間の生きるむずかしさがそこにあります。

以前よりすこし、映画のおかげでアンナに距離を近づけることができたように思えました。

最後のカレーニン家の野原での情景を見て、なぜか涙がにじみ出てきました。

妻の気持ちを理解できない仕事人間のカレーニン氏は、映画ではちょっぴり魅力的に描かれているように思います。
個人的にはドリーの母性に満ちた温かな人柄も好きでした。

全体的には、良い映画を見たなあとお腹いっぱいな気持ちになれました。
これを機会に原作も再読してみようと計画中です。





ジョー・ライト監督とキーラ・ナイトレイの黄金コンビのこちらもおすすめです!

プライドと偏見 [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル



by minori_sb | 2013-04-10 16:25 | 映画


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